日本工学院専門学校

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学校長ブログ

就職DK開催中 - 就職難の時代への対応

2010年11月17日 就職DK開催中 - 就職難の時代への対応

 大学の就職内定率の中間発表が出て、58%を下回る就職難の時代と言われています。専門学校は、専門技術を学ぶので、就職に苦戦する文科系を含む大学より、就職率は高いのが一般的ですが、企業の採用枠の減少、少数精鋭採用という傾向は、「就職に強い日本工学院」の就職活動にも当然影響が出ています。

 DKとは本校の問題解決のための特別会議で、これまでにも教育の向上、体験入学の実施方法など、過去何回かの改善を達成してきました。今回の就職難は、過去における日本の不況のように数カ月・数年で好況に戻った状況と違い、構造的に見てかなり長引くことを予想しています。何社かの企業インタビューを通して企業の売り上げが予想以上に低迷していること、通信の発達によりモノづくりの製造現場だけでなく、設計段階に付随する現場作業も、海外に流失しているといった現状も見えてきました。設計図の制作などもネットを利用し、夕方にインドに発注しておくと、朝には出来上がってネットを介して日本に届く、というような仕事の進め方がコストを安くし、しかも早い仕事の進め方として一般的になっている事情もあるようです。

 今回のDKでは企業開拓のさらなる推進、就職試験対策という対処療法にとどまらず、教育のスケジュール、教育カリキュラムまで踏み込んで、この厳しい雇用環境のなかで変化してきた企業の望む人材を作り上げることにチャレンジします。

会議の成果に期待してください。

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※DKとは本校の根幹にかかわる問題について電光石火、迅速に対応するという意味で作られた会議です。
※画像右は、本校のキャリアサポートセンター

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