日本工学院専門学校

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学校長ブログ

宮古・重茂・田老町訪問 - 東日本大震災被災者支援募金

2011年06月06日 宮古・重茂・田老町訪問 - 東日本大震災被災者支援募金

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【東日本大震災被災者復興支援募金】
 3月11日に発生した東日本大震災の対応として、学生および志望者に対して、迅速な支援を行ってまいりましたが、この未曾有の災害に学校として何ができるのか?を考えておりました。16年前に起きた阪神・淡路大震災には、現地に向かい炊き出しなどのボランティアをさせていただいた経験から、短期的より”長期的な復興に結びつく支援を”と考えるようになりました。報道の中で、三陸の多くの漁港で、ほとんどの漁船が津波によって流される光景を見たとき、この地域の産業の柱である漁業の復興なくして、本当の復興はありえないと思いました。このとき、今回の大震災でもっとも被害が大きかった漁港にたいして、漁船を贈ることを決めました。漁船といっても、大きなものではなく、ワカメやアワビなど生活の基盤を支える、地域の特産物が獲れる小型漁船です。さっそく、学校スタッフと協議し、学校として、今回の支援をとりまとめ、正式に5月23日より、学校関係者や学生のみなさんと、支援活動を開始いたしました。

【岩手県宮古・重茂・田老町訪問】
 今回は、特に津波でほとんどの漁船を失った岩手県宮古・重茂・田老町の3漁協にたいして、漁船を贈ることを決め、この3都市の漁協や市役所を訪ね、実際の支援のご報告をさせていただきました。この支援に漁協・行政の担当者様は、被災地域への訪問を歓迎していただき、この支援活動に大変な喜びと感謝の意を表してくださいました。訪問した我々学校関係者も、これからの活動に弾みがつきます。

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 画像は、宮古・重茂・田老町の漁協・市役所を訪ね、募金活動の報告と説明をさせていただいた時のものです。被災現場も拝見させていただきましたが、過去より続くこの地域の津波と地震の教訓から、万里の長城とも言えるような巨大な防波堤が作られてることにも驚きましたが、大津波はそんな防波堤をも越えて、甚大な被害をもたらしました。

【東日本大震災被災地の記録展開催中】

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 日本工学院専門学校(ギャラリー鴻)では、上記の「東日本大震災被災者救援募金」に合わせ、岩手県宮古市、東京リスマチック株式会社の協力を得て、日本工学院専門学校(蒲田校) ギャラリー鴻において、東日本大震災被災地の記録(写真展と救援募金)を2011年6月1日(水)〜7月20日(水)の期間開催しております。少しでも地域経済復興のお役に立てればと開催するものです。多くの方にご観覧いただき、今回の主旨に賛同いただければ幸いに存じます。

片柳学園 ギャラリー鴻
開催日:2011年6月1日(水)〜7月20日(水)
開催時間:午前11時〜午後3時
     (土曜・日曜・祝祭日は休館)
開催場所:日本工学院専門学校(蒲田校) 12号館1F ギャラリー鴻
入場料金:無料 (どなたでもご覧いただけます)
写真提供:宮古市役所
協  力:東京リスマチック株式会社

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